NZD/USDの現在の設定とこれまでの利益
2023年8月末時点のNZD/USDの設定は
下の表のとおりです。
※ご注意ください※
2022年10月時点でトラリピ設定範囲外を推移しており
設定範囲外(注文、決済発生しない範囲)となっています。
2022年11月中にトラリピ設定範囲内に復帰しています。
通貨ペア | 注文レンジ | 売買 | ストップロス | 利益幅 | 金額×本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
NZD/USD | 0.75100~0.80000 | 売 | なし | 0.00700 | 1,000×50本 | |
0.70100~0.75000 | ||||||
0.65100~0.70000 | 買 | 0.00700 | ||||
0.60100~0.65000 |
設定は2018年10月から変更していません。
トラリピを始めた時に設定したので
私のトラリピでは最古参の設定です。
この設定での、これまでの確定損益が
下のグラフです。
月平均19,000円
稼いでくれていました。
2019年6月以前のデータは
トラリピのリニューアルにより取得できなくなってしまったので
ご了承ください。
トラリピ設定に必要な元本
私のトラリピ設定は
過去のNZD/USDのチャート推移で見ると
下の図になります。
赤ゾーンが買トラリピ(買注文→売決済)
青ゾーンが売トラリピ(売注文→買決済)
チャートを見ると
過去13年の間に0.5~0.9の範囲で動いています。
より元本が必要な売トラリピの範囲で考えると
0.9でロスカットしないためには
約220万円
が必要になります。
※トラリピ運用試算表で計算
また、私の設定は過去13年間の範囲を全てカバーしていない
ことが分かります。
これを見るともったいない、と思うかもしれませんが
私は、目先の利益<ロスカットされにくさ
を重視しています。
仮に、2010年11月~2013年11月の推移での確定利益が
月1.8万円×36カ月=64.8万円
だったとしましょう。
64万円は大金ですが
・レートが0.8に上がって、さらに上がっていく可能性
・レートが0.8に上がったときの証拠金維持率(他の通貨ペアのレート)
が予測できない=ロスカットにどれだけ近いかが分からない
ので、予めの設定はしません。
レートが0.8に上がったときに、
・証拠金維持率が思ったより高かった
・給与収入等で、資産運用用の資金がたくさん持っている
のであれば設定追加すれば良いです。
設定追加を吟味するために2カ月使ったとしたら
月1.8万円×2カ月=3.6万円
の機会損失ですが
だいぶ額は小さくなります。
経験上、証拠金維持率がロスカット近くなってくると
正常な判断はできない
可能性があるため、
目先の利益(機会損失)は優先順位として低めに考えています。
実際に私が用意した元本
トラリピを始めるときに
私はNZD/USDを選択しました。
また、元本は40万円を口座に入金しました。
40万円で為替レートが0.5~0.9の範囲で推移しても
ロスカットは発生しないでしょうか?
答えはNOです。ロスカットされます。
トラリピ運用試算表で見てみましょう。
売りであれば0.701→0.75503に一気に動いたら
ロスカットされます。
買いであれば0.7→0.64143に一気に動いたら
ロスカットされます。
ロスカットされる=大きなマイナスの確定損益
ですので避けるべきですが
下記の理由から40万で始めました。
①そもそも開始時点なので、今ほどトラリピを理解していない
→得体の知れない資産運用を始めた、ということではなく
実際やってみる前なので、体験していない、ということです。
②様子見の1~2か月で急に相場が動く可能性は小さい
→確率論になってしまいますが、相場の急激な動きは
誰も予想できないと思います(リーマンやコロナなど)。
③40万は生活に使う予定のないお金
→独身時代の貯金から出しました。
本格運用時に資金追加するときは
妻に相談してOKもらいました。
2カ月の様子見を経て、追加で160万を口座に入れて
本格運用開始しました。
終わりに
NZD/USDは私のトラリピ設定で稼ぎ頭ではないですが
その分、必要な元本も少なめ(少ない資金でロスカットを防げる)
ですので
始めるときの選択肢としてはアリだと思います。
私が開始時に選んだ理由も
・必要な元本の少なめ
・主要国通貨ペア
だからです。
今だと、トラリピと相性が良いと言われているAUD/NZDが
追加されているので
開始時はどちらか、かなと。
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