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資産運用しないとどうなるかを考えた話

資産運用をしないとどうなるか

資産運用や投資という言葉を

ここ2,3年でよく聞くようになりました。

私自身はそれより前から資産運用しているので

ここで言う「よく聞くようになった」というのは

テレビや、メジャーなネットニュースで

見聞きするようになった

ということです。

私もまだ30代ですので

それほど昔を知っているわけではないですが

今と昔、どれぐらい資産運用が身近になったか

ということを考えてみると

 ・情報収集のしやすさ

 ・口座開設、売買のしやすさ

が大きく変わっています。

どちらもPC、スマホがネットに繋がってさえいれば

かなりの量の情報が入手でき、

どの口座であっても開設可能ではないでしょうか。

 

日本人は保守的ということもあって

例えばアメリカと比べると

 ・実際に運用に回している資産が少ない

 ・投資に対するイメージが悪い(損する、難しい)

という調査結果があります↓

資産運用に保守的な日本人―約20年間で資産を3倍以上に増やした米国人から学ぶこと | 80年代生まれのリアル | EL BORDE(エル・ボルデ) by Nomura - ビジネスもプライベートも妥協しないミライを築くためのWEBマガジン

 

ただ、これだけ資産運用が身近になってくると

より「資産運用が当たり前」に変わってきます。

私は資産運用を始めたことで

 ・お金(資産)が増えた ※減った時期もあります

 ・金融知識がついた

という変化があります。

当然、お金が減ることもあるということは

大前提として

認識しておかなくてはいけません。

 

その前提を踏まえた上で

資産運用をしないとどうなるか

 ①お金(資産)が増えない・減らない=動かない

 ②金融知識がつかない

ということです。

 

毎月1万円の貯金と運用

①お金(資産)が増えない・減らない=動かない

についてですが

ほとんどの人は働いていますし

生活していく上でお金を使っていますので

お金が動かない、ということは

正確ではありません。

分かりやすくするために

「余っているお金が動かない」

とします。

余っているお金=貯金というイメージですね。

動かないということを分かりやすくするために

毎月1万円の貯金と資産運用を

比較してみました。

横軸が時間、縦軸がお金と思ってください。

青が貯金でメガバンク普通預金と考えて

年利0.03%

赤が代表的な指数S&P500の実績です。

(年次0年を2000年としています)

黄はS&P500の年利を平均しました。

 

貯金はほぼ直線=預けた毎月1万円分しか増えていない

ことに対して

S&P500に投資している場合、

長期で見るとどんどん増え方が大きくなっていきます。

赤の実績が重要だと思っていて

リーマンショック、コロナショックが起きた

部分(年次10、20)を見ると

お金が減っています。

大前提の通り、資産運用することで

お金が減ることもあります。

それでも、長期で見ると

貯金よりもお金が増えていることが分かります。

私個人としては

資産運用しないことで、

余っているお金が動かない=長期でみて増えない

と考えています。

 

資産運用しない理由

上記のグラフの似たようなデータは

どこかで見かけた方がほとんどのはずです。

長期で見るとお金が増える

ということを見聞きしている人が多いはずが

何故、資産運用しない人の割合が

アメリカに比べて少ないのか。

資産運用しない理由を見ると

 ・損する可能性がある

 ・金融や投資の知識を持っていない

 ・価格の変動に神経を使いたくない

 ・ギャンブルのようなもの

とのこと。

おそらくこの他に

・そもそも運用に回すお金がない

ということもあるでしょう。

運用に回すお金がない人は

資産運用してはいけませんね。

 ・黒字家計にする

 ・生活防衛資金を貯金する(一般的に毎月の生活費3か月~1年)

が先です。

ただ、上記4つの理由は

資産運用に対する

知識不足から来るイメージ先行

と思います。

知識不足は自分の行動次第で

解決できます。

先でお話した通り

情報収集は誰にでもできる環境にあるからです。

この環境(誰にでも勉強できて始められる)にあって

やる人は

 ・余っているお金が長期で見ると増えて

 ・金融知識がつく

やらない人は

 ・余っているお金が長期で見て増えず

 ・金融知識がつかない

となると

その差はどんどん広がっていきます。

 

資産運用始めるために

②金融知識がつかない

にも関係してきますが

資産運用が身近になったことで

 ・情報収集のしやすさ

 ・口座開設、売買のしやすさ

が簡単になっているので

いざやろうとした時に

すぐ取り掛かれる環境にあります。

ですので、始めるにあたっての問題は

 ・損する可能性がある

 ・金融や投資の知識を持っていない

 ・価格の変動に神経を使いたくない

 ・ギャンブルのようなもの

というイメージが先行してしまい

自分から資産運用を遠ざけていること

かもしれません。

解決策として、情報収集と同じですが

既に実践している先駆者の情報を

それも多くの先駆者の情報を

自分で集めて見比べてみることが

有効です。

中には失敗例も公開している人もいますので

私の場合は

実際どのように運用したことで

どう失敗したかまで

意識して調べました。

もう1つ重要と認識していることは

自分が理解するまでは

自分にとって大きな資金は投入しない

ということです。

小さく始めて小さく失敗する

という言葉もありますね。

自分で調べて、自分で理解して

初めて大きな資金を投入する。

当たり前ですが

巷でニュースになる詐欺のような話は

これが出来ていないことがほとんどです。

私は

今ではトラリピというFX自動売買に

元本500万、利益400万の

合計900万円を運用口座にいれています。

(2022年7月末時点)

しかし、初めの数カ月は

50万円で試していました。

いきなり自分に合った資産運用が

見つかる可能性もそう高くないので

まず少額でやってみてから

続けるかどうか判断する

ということを

続けると良いと思います。

 

 ・他の先駆者の方法、実績を調べ比較する

 ・新しく始めるときは少額から始める

ことを続けていくと

自然と金融知識はついていき

また新しい資産運用があらわれた時に

他の人よりも早く関心を持つことで

世間に付いていけない、ということを防ぎつつ

もしかしたら先駆者になれるかもしれません。

終わりに

資産運用をしないとどうなるか

について

 ①お金(資産)が増えない・減らない=動かない

 ②金融知識がつかない

という視点から考えました。

この記事を読んでいる時点で

実践している/いないにかかわらず

資産運用に興味を持たれているのだと思います。

興味を持って、検索して、文章を読む

時点で

興味を持つだけの人より2歩先に進んでいますね。

私は30歳から始めたので

もし、それよりも若ければ

当時の私よりも有利です。

下記の関連記事は

私が実践している資産運用の中で

最長でも最も安定しているトラリピ

について記載しています。

この記事内にも書いたとおり

多くの先駆者、手法を調べて

比較することが有効と考えているので

候補の1つぐらいに思って

読んでいただければと思います。

 

関連記事です。

jibuntime.hatenablog.com

私の失敗例を2つ挙げておきます。

jibuntime.hatenablog.com

 

jibuntime.hatenablog.com