EUR/JPYがトラリピ設定範囲外中
EUR/JPYについて
私の現在のトラリピ設定範囲は120.1~145の範囲です。
為替レートの現在値は144.7であり
140を超えているので範囲外となっています。
※2022年11月26日時点
トラリピ設定範囲外となっていることで
という影響が出ています。
どちらも好ましくないことは当然ですが
私のトラリピ運用の基本方針は
設定を広くしておいて
ポジションは自動決済されるまで
触らない、としているので
ここ数カ月様子見をしていました。
ただし、今後この先もっと極端な状況
(例えば、EUR/JPY=160とか)
を想定して対応をシミュレーションしました。
取れる対応はシンプルで
- 現在レート付近でトラリピ設定追加
- 現在レートから遠い位置の保有ポジションの一部決済
としています。
検討した結果
- 近い将来現在レート付近でトラリピ設定追加する
- 保有ポジションの一部決済はしない
という結論を出しました。
トラリピ設定追加の検討
現在のトラリピ設定範囲が120.1~140で
現在レートが144.7であることを考慮すると
設定追加の範囲は
- 140~145に50本追加(0.1間隔)
- 140~150に100本追加(0.1間隔)
としてシミュレーションしました。
それぞれを追加した場合の
トラリピ運用資産表が下記になります。
①140~145に50本追加(0.1間隔)
②140~150に100本追加(0.1間隔)
運用元本については、全てのポジションを保有する付近で
キリの良い数字を入力しました。
※複数通貨ペアを運用するのでEUR/JPYのみの試算は参考レベルのため
145まで追加で450万円、150まで追加で600万円
と見ています。
現在のトラリピ設定でEUR/JPYは300万円としているので
それぞれ150万円、300万円追加すれば
安心レベルです。
それに対して毎月狙える平均利益については
これまでのEUR/JPYとパフォーマンスは変わらない
と仮定して、現在のトラリピ設定範囲外かつ
140~145or150であれば
月3万円増える、となります。
保有ポジションの一部決済の検討
保有ポジションの一部決済することで
マイナススワップから解放されます。
ただし、前提がトラリピ設定範囲から
含み損が増える方向で離れているポジションですので
もれなく損失の確定も一緒についてきます。
対して、
将来のマイナススワップ蓄積が自動的に無くなる
=現状一番遠いポジションのトラリピ設定範囲に戻ってくる
時期は誰も知りません。
基本的に未来の相場は誰にも分からないからです。
あくまで過去の傾向からの1つの例として考えるに留まります。
一度140を超えてから、再度125に戻ってくる期間を
調べてみました。
過去2タイミングでは約2年後だったようです。
その間に積もるマイナススワップ量については
2022年11月のスワップカレンダーを見ると
1日-80円 × 20日 × 0.1(1ポジション当りの保有量)×50(ポジション数)
=-8,000円/月 ⇒ -192,000円/2年
でした。
今後の対応
上記2つの検討から
現状考えている対応は
- 設定追加する(ただし、急がない)
- ポジション一部決済はしない
です。
設定追加することで毎月のEUR/JPYで期待できる
3万円の利益が復活します。
そして設定追加するためには
運用元本を増やさなければ
トラリピ全体のロスカットするリスクが上昇します。
ここで目先の数十万円を求めて
リスク上昇を需要し、
将来ロスカットで数百万円を失う
ということは絶対に避けなければいけません。
私はトラリピで生活費を賄っているわけではないので
この先2年間で期待できる
72万円(月3万円×24カ月)
を無理やり取りにいこうとは思いません。
しかし、ロスカットレートを下げるために
120~125での保有ポジションを決済すると
約120万円の損失を受け入れることになります。
当初対応しようとしていた
このまま2年間ポジション持った場合の
マイナススワップ約20万円の損失の6倍です。
これらを総合的に考えると
- 会社員であること
- 他4つの通貨ペアが頑張ってくれている
- もうすぐボーナス
ということも考慮して
保有ポジションの一部決済はせず
トラリピ利益、給料-生活費残り、12月ボーナス
が入った後に余裕を持って
EUR/JPYの設定追加する
という結論になりました。
頭の中で考えたり、他の情報発信者のブログ等を
参考にもしていますが
やはり実際にシミュレーションして
文章でまとめた方が整理された気がします。
何事も自分で調べてまとめた方が
理解度が上がって納得して判断することができますね。
トラリピを利用している方の参考になれば幸いです。
以下、関連記事です。