じぶんタイム -やりたいことに時間を使う-

仕事、家族、趣味。自分の人生の時間は自分がやりたいことに使うために。

泣き止まない子どもに付き合って大人が疲弊しないコツ

泣き止まない子どもと一緒に大人が疲れないようにするには

私には3歳と1歳の娘がいます。

女の子だから、というわけではないですが

2人とも比較的物分かりの良い方かな

と思っています。

特に上の娘は

妹ができたことも影響してか

率先してお手伝いをしたり

自分のお世話を自分でしてくれます。

私たちが下の娘の面倒を見ていると

「自分で〇〇するね!」

と、若干のアピールを入れながら(カワイイ)

 ・着替え

 ・トイレ

 ・保育園の準備

などをテキパキこなしてくれて

非常に頼もしく成長していると思っています。

 

ただ、最近になって

頻度は少ないのですが

あるきっかけで泣いてしまい

変な方向に倒れると

何をやっても泣き止まない

ということが、何度か起きるようになりました。

私たちも何度目からか

「あ、コレやばいやつだ。。。」

と感じるようになり

そうなった時は、正面から諭そうとすると

全く効果が出ないことが分かってきました。

何度か経験して妻と二人で思ったことを会話していくと

泣き止まない時は、

 本人も何がしたいのか分かっていない

ということが見えてきました。

そうなると一旦、今は問題の状態となったときは

大人も一緒に疲弊せず、

かつ長時間堂々巡りを続ける

のような最悪の結果を避けることを目的として

 ①子どもが泣いて訴えることを正面から受け止めない

 ②長期戦ではないものの一定時間泣き続けることを前提とする

ことで、対処しています。

少しかわいそうかな、とも思いつつ

大人が疲弊せずに早めに解決することで

後の時間をいつもより楽しい時間を過ごさせる方に

力を入れています。

 

泣き止まない子どもに付き合って大人も疲弊してはいけない

 

子どもが泣き止まないと、その泣き声(大抵耳障りは悪いでしょう。。)

もあいまって

大人もイライラしてきます。

イライラしてくると

 ・自分が悪いんでしょう!

 ・どうして分からないの!

 ・〇〇したいなら泣き止んで!

というお決まりのフレーズとともに

叱る声もトゲトゲしくなりますよね。

私個人としては

いくら大人であっても、前もって準備していないと

こうなるのは悪くない、普通だ

と思っています。

だって、大人も人間だもの。

 

ただ、泣き止まない子どもに付き合って

大人も消耗して、終わってみれば

 ・どちらもぐったり

 ・何も解決していない(子どもが何も理解していない)

という状況は避けるべきと思っています。

 

朝の出勤、登園前なのか、

夕食どきなのか、

お風呂に入る前なのか、

どのタイミングでバトル勃発となるかは

様々なケースがあると思いますが

せっかく子どもと過ごせる時間を

無駄な消耗戦に費やすことは

とてももったいないことです。

本人に何か訴えたいことがあれば別かもしれませんが

本人も何がしたか分からずに

泣き止まない状態となってしまっているとしたら

もうそれは1秒でも早く終わらせることに注力した方が良い

という考えです。

そのためにも、

 

 子ども「〇〇したい!」

 大人「××だからダメって言ってるでしょ!」

 子ども「したい!」

 大人「ダメ!」

とか

 

 子ども「〇〇したい!」

 大人「すればいいでしょ!」

 子ども「しない!」

 大人「じゃあしなくていいよ!」

 子ども「〇〇したい!!」

 大人「だから、すればいいでしょ!」

 

みたいに、大人も一緒に疲れてしまうような

接し方は避けるべきです。

 

①子どもの訴えを正面から受け止めない

私の家のパターンをベースとしているので

参考にならない可能性もままありますが

子どもの訴えを同じ土俵で正面から受け止めない

というのは、結構楽になることが分かりました。

 

子どもが泣き始めたときに

「〇〇したい!」と言い始めて

「いいよ」と言っても

「〇〇しない」となり、

「しなくてもいいよ」と言っても

「〇〇したい!」と堂々巡りに入ると

あ、またこのパターンだ、となり

「何で?結局何をすれば泣き止むんだ」

と考えるのは止めます。

まだ小さい子どもなので

論理的に理解しようとしてもできないこともある

と考える方が良いケースもあります。

 

何か訴えがある → 泣いて訴えている

というよりも

(きっかけはあったとしても)意味もなく泣く状態になった

→ 大人に言葉で訴えたい

という流れもある、ということです。

こうなると

 子ども「〇〇したい!」

 大人「してもいんじゃなーい?」

 子ども「しない!」

 大人「しなくてもいんじゃなーい?」

 子ども「〇〇したい!!」

 大人「あれー?さっきと同じだねー?」

と受け流していきます。

子どもも正面から相手してくれていないことを感じるので

あの手この手で訴えを変えてきますが

一度冷静になると、受け流すことは

それほど難しくありません。

 

②長期戦ではないものの一定時間泣き続けることを前提とする

もう1つ私が妻と話したことは

ある程度、子どもが泣き続けることを受け止める

ということです。

2歳くらいまでは

言葉にできないにしろ、泣く理由が明確にあって

理由を取り除いてあげると泣き止ますことができた

ことがほとんどでした。

その考えのまま接すると

「〇〇したい!」と言っている訴えに対して

叶えてあげようとしているのに

なんで泣き止まないの?

と余計疲れてしまいます。

 

まず大人側が、こうなったらすぐには泣き止まない

と心がまえをすることで

自分が予想した範囲であれば気疲れもなく

さらに冷静に対処できるようになりました。

結果的に

ただ泣き止まない時間を短くする

ことが重要です。

 

終わりに

泣き止まない子供に付き合って大人が疲弊しないコツ

と題して

 ①子どもが泣いて訴えることを正面から受け止めない

 ②長期戦ではないものの一定時間泣き続けることを前提とする

を挙げて書きました。

 

繰り返しになりますが

正面から受け止めなかったり

ある程度泣き続けることを、ある意味放置する

としても

 ・結果的に泣き止まない時間を短くする

 ・残った時間を楽しく過ごす

ことが良いのでは、と考えた上で

上記のような対応をするケースがあります。

今のところは効果はあると見ていて

時間が経って、泣いてはいるものの

話を聞いてくれそうな雰囲気を感じ取れたときに

 ・そもそも何で泣き始めたの?

 ・何が嫌だったの

と聞いてみると

分からないなりにも

 ・〇〇の時に。。

 ・××が嫌だった

と自分から答えを探して、考えて話してくれることも

ありました。

 

会話が出来てくると

どうしても相手に自分と同じロジカルな考え方を求めてしまい

理攻めになってしまいがちですが

子どもを相手にする時は

そもそも相手がどういう状態か

 ・何を考えているのか

 ・何が出来て、何が出来ないのか

 ・行動に意味があるのか、ないのか

を、一歩下がって、あるいは少し時を置いて

パートナーなど複数の大人で

考えなおしてみると

良いかもしれません。